霞晴レル 企画の想い出

奈良を舞台にした長編自主製作作品「霞晴レル」

本作の製作総指揮、企画、監督を務めました奥本はじめ です。

2021年夏、奈良在住の詩人 早瀬さと子とひょんなことから一緒に映画作品向けの物語を考えようという話になり、それがとどんどんと話が盛り上がり、いつしか「霞晴レル」という物語が誕生した。

コロナ禍ということもあり、二人のやりとりは100%LINE。
登場人物の名前、大まかな流れなを決め、早瀬さと子が物語にし、それを基に意見を交わし、また書き直す、、、そんなやり取りを何度も繰り返し、原作としては300ページ近くのものが完成したのです。

彼女の書く文章は女性であり詩人だからでしょうか、表現がとてもしなやかでした。

プロットの段階から空想力を掻き立てるというか、引き込む力はさすがだと思いました。
時には意見が食い違うこともありましたが、「霞晴レル」という作品のゴールは決まっていたので、悩むことはなく心地よい創作時期を過ごせたと言えます。

そして、彼女とやり取りしたLINEは企画書としてワープロに移し、今でも大切に保管しています。


「霞晴レル」プロダクションノート

奈良を舞台にした自主制作作品「霞晴レル」のプロダクションノートです。

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